SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

11
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--

なんでもかんでも

<< ヨーロッパどたばた日記 | main | ヨーロッパどたばた日記 >>
ヨーロッパどたばた日記
0
     by 田村夏樹

    11月11日

    *カナダ外交官
    ブタペストから今度はオーストリアのウイーンに向かう。ユーロパスセーバーという 一種の周遊券を使っての旅である。このパスは1等に乗れるので有り難い。列車の中 まで送ってきてくれたユーディットとジョルトが「すごーいこんなのに乗って行くん だ!」とびっくりしていた。いわゆるコンパートメントという6人用個室形式のやつ だ。
    出発間際におじさんが一人乗り込んできた。いかにもエリートという感じだ。結 局ウイーンまでの3時間ずっと話していくことになった。聞いてみるとカナダ政府の オーストリア外交官だった。いろんな話しが出たが噂には聞いていた50万円だせば カナダのグリーンカードが持てるという話し、やはり本当らしい。もちろんいろんな 書類が必要だが。カナダ政府の人間が言うのだからまちがいないだろう。カナダで暮 らしたいと思っている人、トライしてみませんか?

    *国境
    さてハンガリーからオーストリアに入った所でパスポートを見て回る審査官が来た。 驚いたのはどう見ても軍の人間の様だった事だ。後で外交官に聞いたところ、国境警 備隊だった。マシンガンでもかつぃでればピッタリって感じだった。列車が動き出し て暫くすると、今度は車掌の検札である。チケットとユーロパスを見せたところ、「 このパスではウイーンには行けない」と言う。驚いて「そんなはずはない。ヨーロッ パに強いという、ちゃんとした旅行代理店で、しかもこのチケットは日本から予約し たものでパスにオーストリアが含まれてないはずはない」と主張したのだが車掌は「 いやこのパスにはオーストリアは含まれていない」という。 代理店のミスか車掌の勘違いか判らないが、ここでもめて、今日のウイーンの仕事に 遅れたらなにもならないので、不足分の約1200円を払った。日本に帰ったらすぐ 代理店に文句言おーっと。
    しかし車窓から見えるハンガリーとオーストリアの違いには驚いた。国力の違いがこ んなにハッキリと景色として現れるものか。国境を越えたとたん建物がきれいに手入 れされ、道路もよく整備され、ふんいきがなんだか明るくなった様な気がした。でも これはどちらが良い悪いではなくてただ経済的な問題だと思う。ちなみに僕はハンガ リーの方が印象がよかったし、何かしっくりくる感じがした。

    *オーストリア・ギグ
    ホテルに荷物を置き、歩いて3分ほどの会場に向かった。オーストリア・ラジオ・コンサートホールというから、ハ ンガリーでの会場と似たような所だ。ステージに行くと、ベーゼンドルファー・インペリアルが3台向かい合って置 いてある。なかなか壮観なものだ。今日の主役である祐子グルダさんが「夏樹さん楽器持ってきてないの?ホテル近 いんだから取ってきて一緒に演りましょうよ」と言ってくれるので、お言葉に甘えて急遽Tpも参加する事になった。
    1部が祐子グルダ、藤井郷子、ギセルハー・スメカルによるピアノセッション。2部が祐子グルダさんとニコラスと いう、マル・ウオルドロン等と演っているサックスとのデュオ。3部がリフォーム・アート・ユニットと僕が加わっ た全員。この3部が大変だった。リフォーム・アート・ユニットの音楽と藤井、田村の音楽とは相容れないものがあ り、約1時間のステージが非常に長く感じられた。インプロビゼーションをやっているとき、各々勝手な事をやって いるように見えて、実は一つの方向へ向かっているものなんだけど、リフォーム・アート・ユニットの人達はほんと に好き勝手にやってる様な気がした。始めての人と演奏する時、稀にこういう事もある。
    | ツアー日記 | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    http://blog.librarecords.com/trackback/195