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なんでもかんでも

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ベルリン生活
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     by田村夏樹

    10月24日(月)

    今朝は2度寝をしてしまい、起きたら8時を過ぎていた。ポテトサラダをパンに乗せて食べる。これが美味しいんです。

    事務所仕事をやって、ピアノ屋に出かけた。4カ所見るつもりだ。まずフランクフルタートーアにある店に向かった。住所だとここなんだけど、無いですねえ。キョロキョロしていたら、たまたま近くに居たおばちゃんがドイツ語で、「どうしたんだいアンタたち?何か探してるのかい?」と訊いてくれた(と思う)。「ピアノ屋を探してるんです。ここのはずなんだけど」(と身振り手振り)「ああ、ピアノ屋だったら、もう少し先の左側にあるよ。ほらあの辺りだよ」と教えてくれた(と思う)。おばちゃんこっちが判ってようが判っていまいがおかまいなしに、べらべらべらっと何かしゃべっている。いいですねえ、世界最強の人種、おばちゃん!

    一応おばちゃんが指差した方へ行ってみると、あるじゃないですかピアノ屋さん。おばちゃん偉い。

    この店のオーナー、まだ若そうだが、もの凄く誠実な人だった。そこでは探しているサイレントピアノは扱っていなかったが、親身になっていろいろと教えてくれた。先日行ったクロイツベルクの店の話をしたら、「ベルリン市内でピアノを作っている所なんてあり得ない。それはおかしい。多分中国から安く仕入れて名前を変えてるだけだろう、注意して良く見てみると工作した所が判ると思うよ。刻印部分も微妙に色が違うはずだよ」と教えてくれた。「ひえーーっ、なんてこった」気をつけなくちゃ。他にもこの名前のピアノは良いとか良くないとか、どこのサイレントシステムが評判悪いとか。凄く助かる事をたくさん教えてくれた。ちなみにこの店では投げ銭ライブもやっていて、ボストン時代の知り合いジャズベーシストも出演していた。ピアノを、音楽を、愛しているオーナーだった。

    次にオラニエンブルガートーアにある店に行く。地下鉄出口から直ぐのビルに入っている日本人オーナーの店だ。カワイやフローラ等が置いてあった。試しに弾いたら、結構良い感じだそうだ。サイレントシステムもバッチリで、鍵盤を叩くコトコトという音しかしなかった。ここの店員がマッチョで、一人でピアノ運べるんじゃないかと思った。でもピアノには凄く詳しく、誠実な人だなと思った。「来週くらいにかなりの数のピアノが入ってくるから、金曜日に電話してくれたらいつ入るか教えられる。それで試して選べばどうか」と言うので、名刺をもらって店を出た。

    昼をだいぶ過ぎたので、途中のKaDeWeでランチにした。前から気になっていた6階食品売り場のレストランに行ってみた。まあ楽しいフロアです。話の種に是非試してみて下さい。お値段はベルリンとは思えないくらいお高いですが。

    魚売り場のレストラン(といってもカウンターがメインで少し椅子席もありますという感じ)で鱈を食べた。活きが良くて凄く美味しかったが、量も多くて、半分の量でいいから値段半分にしてっ、と思った。KaDeWeではもう一つのビッグイベント。なんとヘンケルの包丁を買った。しかもツヴァイリングのS(プロ使用)なのだ。キャイーーン。ベルリンで買いそろえた物はみんな安いものばかりだったが、これは家宝とも言える包丁だ。

    次に行ったのは、クーダムにあるベヒシュタインの店。店員がいかにもという感じのきちんとした格好をしていた。まあ品揃えも多いし、弾いてみると、やはり凄く良い。しかし値段は高い。ホフマンと言うピアノが値段もベヒシュタインほどは高くなくピアノそのものもかなりのレベル。しかしサイレントシステムは完全に無音ではなく、すごく小さな音だが何を弾いてるか全部聴こえる。これってまずいのでは?年数が経ったらその音がどんどん大きくなって来たりして。ううーん、ピアノ自体はすごく良いんだけど、、、

    次に行ったのは、ホッヘンツォーレンダムにあるヤマハの店だった。ここの店員はちょっと調子がいいように思えた。ピアノが好きだからこの仕事やってるって訳じゃないでしょう?って感じ。台数も少なく、早々に店を出る。

    帰宅して夕飯を作る。家宝の包丁を使う。今までギシギシと、ほとんど引きちぎっていたのが嘘のよう。ストッ、ストッと夢のような切れ味。素晴らしい!!

     


    | エッセイ by 田村夏樹 | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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