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ベルリン生活『硬水』
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    by 藤井郷子


    ベルリンで生活をはじめて8ヶ月(まあ、ツアーやら日本も多いので正味4ヶ月くらい)が経つ。予想通りの寒冷地。暖冬だったとはいえ、寒波が来た時はマイナス20度近く、一日中マイナス5度以下なんて日もあったし、今日なんかもう6月なのにセーター着て暖房入れてなんて日もある。昔住んでいたアメリカボストンも同様に寒かったが、寒さの種類がちょっと違う。ここは内陸のせいか乾いた寒さでギンとは冷えるがそんなにつらくはない。部屋の中はばっちり暖房入れているから、寒冷地の冬は東京の冬よりは過ごしやすいかもしれない。


    異なる文化や生活習慣の場所で暮らすには、面食らう事が必ずあるものだが、ベルリンでの暮らしはアメリカにいた頃のそれとは比べ物にならないくらい楽だ。今にして思えば、アメリカと比して日本が特殊だったのではなく、アメリカが日本やヨーロッパとは違うような気がする。ベルリンにいると、日本人のメンタリティーには比較的近い気がする。ここでは、多くの人が英語を達者に話すが、ほとんどの人が流暢に英語を話しながら「少しだったら英語で話せます」と謙遜する。『謙遜』も日本人だけのものではない。


    ここで生活するまで、予想もしなかった問題がひとつだけある。『水』だ。いままで硬水とか軟水とか気にした事もなかったし、アメリカでの生活でもそんなに不便も感じなかったのに、ベルリンの硬水には苦労している。ミネラル分が多い硬水は、もうほとんど石の粉末入り。洗濯には軟水の洗剤よりも多くの洗剤を入れ、柔軟仕上げ剤を使っていても、乾けば洗濯のりを使ったようなバリバリの仕上がり。お風呂に入れば、石けんは泡立たず、身体中乾燥して、髪は揚げ焼きそば状態。日本茶もおいしくない。流し、バスタブ、ポット、水を使う所はどこも石の粉が付着してごりごりになっちゃう。日本でもポットにわずかに石灰が付着した時は酢でおとしたのを思い出して、ポットに酢を入れてみたら、あっという間にきれいにおちた。それならと、先日はバスタブや洗面所、水道の蛇口に酢のパックをしてみたら、ウソのようにきれいになった。おかげで家中すっぱい臭いがたちこめてはいるが、化学薬品ではないので、怖いとは感じない。スーパーでよく見たら、酢入りの洗剤というのが山ほど並んでいる。酢の威力はすごい。田村は、もしかしたら、飲んでいる硬水にはいっている石の粉は体内にも蓄積しているに違いないと考え、最近はやたらに酢の物を食べ始めた。そういえば、酢は血液中の塩分を流すと聞いた事がある。どうもなんでもきれいになるらしい。それだったら….。私は、酢を入浴剤として使う事を、ひそかに考えている。

    | エッセイ by 藤井郷子 | 18:14 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    石が溜まる、というのは聞いた事があります。

    気をつけて下さい。

    外食では避けられないけれど。
    | 鍋島正世 | 2012/06/04 12:03 AM |

    なるほど。それでは、やっぱり酢の物ですね!
    | 藤井郷子 | 2012/06/04 1:37 AM |










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