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なんでもかんでも

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北米ツアー
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    6月20日

    朝早くから藤井は起き出してパソコンで仕事をしている。僕は2時頃から少し起きていたが3時半頃からまたぐっすり寝た。結局8時過ぎに起きて朝食。

    藤井は7時半に食べたらしい。B&Bの食堂にピーターとクリスチャンも起きてきてパンとフルーツとコーヒーをいただく。

    部屋に戻りパソコンで仕事をし、昼食に出る。アジアレストランでコリアンバーベキュー丼を注文。藤井は鶏の唐揚げ丼。ウーン、不味くはないけど美味しくもない。藤井の方もライスにチキンフライが乗っているだけだった。ここはちょっとハズレ。後で聞いたらピーターとクリスチャンも同じ店に行ったそうだ。ラーメンを食べたらしいが割と美味しかったと言っていた。

    2時から今夜の演奏会場Sala Rossaでリハーサルをさせてもらう。未だ慣れてない曲や藤井の新曲を音出し。なかなか難しい。2時間半ほどやってB&Bに戻る。藤井も僕もやたらに眠いので本番に備え少し眠ることにした。目覚ましをかけ昼寝。結局目覚ましが鳴る少し前に起き出して本番の用意をして出かける。

    7時半から出演者全員で食事。カフェでエスプレッソを飲んで本番。色々ミスもあり、なかなかスリリングなステージだったが、お客さんや対バンのミュージシャンは皆喜んでくれたようだ。

    対バンがまた面白かった。アラブ音楽を自分達流に料理していて荒削りなところもあり、素晴らしかった。

    バーでビールやウイスキーを飲みながら歓談。対バンのドラムが今は亡きギターのケリー・チュルコと一緒に演奏したこともある人で、ケリーの話題で盛り上がる。ケリーはカナダでも一目置かれていて、多くのミュージシャンから尊敬されていたようだ。1時半にホテルに戻る。

     

    6月21日

    今朝も藤井は一人早起きしてみんなが起きてきた時にはとっくに朝食を済ませていた。僕は朝食後また寝てしまった。ここ数年いくらでも眠れる時差ボケになってきて、体力的には助かるのだが、用事がはかどらなくて困る。モントリオール在住の評論家のマーク・シェナーが一緒にランチしようというので、彼がオススメのカフェに歩いて行く。ハミルトンで一緒だったベルリンのピアニスト、アキーム・カウフマンもバンドのメンバーと一緒に来た。彼らはまた別の場所に泊まっているそうで、今夜Sala Rossaとは別の会場で演奏する。

    ホテルに戻ってまた眠る。今度は藤井も一緒だ。時々目を覚ましてメールをチェックしてまた眠る。

    なんと今日は30年目の結婚記念日なので、何か美味しいものが食べたいってことになり、ネットでこの近くのレストランを検索。藤井は何と言ってもシーフードなので、色々探したらこのB&Bのすぐ近くに美味しそうなポルトガル料理屋が見つかった。今夜はそこで食べることにする。

    7時半にピーターとクリスチャンも一緒にその店に。藤井はとにかくタコ。アペタイザーを3つ取ってシェアーすることにし、イカとチョリソを追加。ピーターは鴨のリゾット、クリスチャンはバイソンのステーキを注文。ワインで乾杯してそれぞれの料理を味見。どれも凄く美味しくて大満足。

    食後Sala Rossaへ今夜のライブを聴きに行く。1セット目はトランペット、ピアノ、ドラムのトリオ。2セット目はやはりハミルトンで一緒だったトム・レイニー、イングリッド・ラブロック、アブ・バーズ、イグ・ヘンネマンのカルテット。2セット目の途中で藤井が「眠くて眠くてもう駄目」ということで申し訳ないが途中退場してホテルに戻る。明日の出発の用意をして目覚ましを6時半にセットして寝る。

     

    6月22日

    藤井は3時頃起きてしまう。僕は途中何度か目が覚めたが5時くらいまで寝た。

    B&Bのおばちゃんが7時前に朝食を用意してくれた。いつもは7時半からなのだが、出発時間を聞いて気を使ってくれた。

    7時半に主催者が迎えに来てくれて空港へ。途中ラジオで「ミシガンの空港で起きた警官刺殺事件の犯人はモントリオールから来たと判明」というアナウンサーの声が聞こえて来て車の中の全員が「ゲゲッ、今モントリオールの空港に向かってるんですけど!」これは荷物検査やアメリカ入国審査(モントリオール空港で入国手続きをやってしまう)が厳しくなるかも。

    予定の時間に空港到着。チェックインして手荷物検査。思ったほど厳しくない。むしろ緩めかも。いよいよ入国審査だ。藤井は2年半前にベルリンでパスポートを盗まれて以来アメリカ入国時に毎回別室に連れて行かれる。今回はESTAを更新したからもしかしたら大丈夫かも?と言っていたが、なんと何事もなく、むしろいつもよりずっとスムースに入国完了!オオッ遂に別室から解放された。めでたしめでたし。

    定刻にシカゴに到着。おそらくホテルやその周りに食べるところが無いだろうから空港で昼食を済ませることにした。インフォメーションで訊いたらそこしか無いってことだったので、シャトルバスの乗り場へ行く途中のヒルトンホテルで食べる。僕はステーキサラダを食べたが肉がすごく美味しかった。

    ホテルにチェックインしてキーを貰って部屋に入ろうとしたらそのキーが全く反応しない。おおっアメリカだ!受付のおばちゃんに来て貰って総合キーで開けてもらい部屋に入る。新しいキーを持ってくるようなことを言ってたがなかなか戻ってこないので二人とも寝てしまった。1時間ほどして起き出し、キーがどうなったのかフロントに聞きに行こうとして部屋を出る。なんとなく外から古いキーを差し込んでみたらしっかり反応するじゃないですか。訳がわからないけどまあいいかって事でまたウトウト。また1時間ほどで起き出し、ライブ予定の一斉メールを出す。最初は問題なく送信できたのに2通目からエラーが出て全く送れなくなった。ホテルのサーバーの問題だろう。何せ安ホテル。

    藤井が水を買いにフロントのマシーンへ。何度やってもコインが戻って来てしまう。おおっアメリカだ!結局近くのガソリンスタンドまで行って買って来た。

    夕方Uberで会場へ。時間があるので先に夕食にする。近くの中華料理屋に入るが、スパニッシュの経営だった。アメリカでは時々お目にかかる。

    4人でそれぞれ好きなものを注文してシェアー。なんと出て来た料理はみんな同じだった。微妙にエビが入っていたり、人参の量が違ったり、ブロッコリーの量が違ったり。まあ結構美味しかったので良しとする。量がすごかったのでみんな腹一杯状態で会場に入る。ガランとしたスペースだがグランドピアノが2台あった。楽器をセッティングして少しリハーサルしていたら、お客さんが来始めたので終了。シカゴ在住の友人も何人かきてくれて話がはずむ。今日は2セット。1セット終わって客席にハミッド・ドレイクが居るのを発見。ハミルトンでの打ち上げの時に、「23日にシカゴでやるのか?多分行けると思う」という話をしていたが、超売れっ子で忙しい人だから本当に来るとは思っていなかった。いい人だ。昼間ここでリハーサルをやってたらしい。「今日はほとんどここに居るよ」と言って笑っていた。

    終演後ミュージシャンでもある主催者と話していて、簡素だがいろんなことができそうなスペースを眺めながら、以前東京で実現しなかったスペースワンのことを思い出した。11月にガトー・リブレで来るのでまたよろしくと言って会場を出る。

    またUberを呼んでホテルに戻り、日本から持ってきた「おかき」を食べて寝る。

     

    6月23日

    7時前に起き、朝食を食べにホテルのロビーに行ったら、シリアルしかない。近くのダンキンドーナツに行くことにした。ベーグルとコーヒーのセットで朝食を済ませて部屋に戻り出かける準備。9時15分のシャトルバスで空港へ。セキュリティーを通過後フライトが1時間遅れと知る。ゲート近くのカフェで時間を潰す。実はこの日記のまさにこの部分を今書いているところだ。

    ニューヨークのラガーディア空港に到着。レンタカーを借りブルックリンの会場Ibeamへ。ドアを開けてくれるという時間にはかなり早かったが一応行ってみたが、やはりドアは閉まっていたので、先に食事にする。すぐそばにあるオーガニックスーパーマーケットのホール・フーズに行って食べたが、ここの食べ物はみんな美味しい。僕は寿司を食べたが、その辺の寿司屋よりよほど美味しくて嬉しい。

    7時過ぎたので会場に戻るとケビンが来ていて会場に入れた。録音をしてくれるおじさんも来ていてセッティングしている。早速こちらもセッティングしていたら一人、二人とお客さんが入って来たので、全員での音出しは無し。演奏前にCDが結構売れる。これで演奏後1枚も売れなかったらちょっと複雑な気分。8時半から本番。今日は長めの1セット。10時前に終了。懐かしい知り合いなどと話して、車でニューヘブン近くのミルフォードにある安いモーテルに向かう。今日はクリスチャンが運転。明日は11時からレコーディングなのでなるべく近くまで走って宿泊しようということになったのだ。ニューヨークのホテルはバカみたいに高くてとても泊まれないというのがもう一つの理由。渋滞もなく11時半頃到着。シャワーを浴びて寝る。

     

    6月24日

    夜中の2時頃隣のドアがバタンバタンと大きな音を立てたのでなんとなく目が覚め「ああ、結構遅くにチェックインした人がいるな」と思っていたら男と女が怒鳴り合いを始めた。よく聞いていたらもう一人男がいるようだがその人はおとなしく控えめな声で時々参加しているが、あとの二人は真夜中だというのに大声で喧嘩している。こちらも眠いししばらくしたら収まるだろうと思ってウトウトしていたが2時間以上は喚き続けていた。これは普通の精神状態じゃない。もしかしてジャンキー?そのあとは僕は寝ていて気がつかなかったが藤井の話だと明け方は大笑いしていてまるでパーティーのようだったらしい。やっぱりジャンキー?しかし誰も文句を言いに来ないし、フロントもほったらかし。相手にしないほうが無難ってことだろうか。

    8時頃朝食に行く。やはり安モーテルの象徴ワッフルマシーンがあった。今日はレコーディングなので何時に昼食が食べられるか判らないから頑張ってトーストと、そのワッフルを食べる。

    10時半にモーテルを出て、11時にニューヘブンのスタジオに到着。いつも演奏するスタジオ兼会場のファイアーハウス12とは別のスタジオだ。スタジオと言ってもこちらは巨大な倉庫で、いろんな珍しい楽器が巨大なスペースにゴロゴロと置いてある。クリスチャンが楽器ミュージアムみたいと言っていた。その隅っこで録音。エンジニアのニックが「朝方の豪雨が止んでよかった。きつい雨だと天井の音がやばいんだよ」と言っていた。今は晴れ上がっている。良かった。

    2時過ぎに休憩がてら昼食。近くのインド屋でテイクアウトしてスタジオで食べたが美味しかった。5時に全ての曲を撮り終える。リリースされたら聴いてみてください。かなり荒削りだけどこのバンドの熱い部分もかなり出ていると思う。

    明日のフライトが早いので今日のうちに空港の近くニューアークまで移動。途中ニューヨーク郊外にある藤井が大好きなピザ屋『フランク・ぺぺ』に寄って夕食。アサリのピザとマルゲリータのラージを一つずつ。あとシーザーサラダを注文。昼が遅かったのでみんなそれほど空腹ではなかったがよく食べた。ほんの少ししか残らなかった。

    マンハッタンの北端をかすめてニュージャージーに入る。ホテルに到着。ニューアークはあまり治安が良くないところが多いと知っていたがこの辺りも夜一人では歩きたくない雰囲気の所だ。その日のうちにピーターが空港まで行ってレンタカーを返すつもりだったが、シャトルバスがチェックインする前とチェックアウトした時の1回しか利用できないとのことなので、明日の朝みんなで空港までレンタカーに乗って行き返還することにした。ネットでホテルを検索時に空港送迎シャトルバスありと書いてあっても要注意。このラマダホテルはもう使わないようにしよう。

    シャワーを浴びて寝るが、何故か1時間ごとに目が覚めてしまう。まあ明日は6時間のフライトだから飛行機で寝ればいいけど。

     

    6月25日

    目覚ましを6時にセットしていたが結局その前に起き出して荷物の準備。チェックアウトして空港へ。レンタカーの戻しも凄くスムースに済み、ターミナルAでバッグを預け、セキュリティーチェック。ここではパソコンを鞄から出さなくていいし靴も脱がなくて大丈夫だった。空港によってチェックの仕方がまちまち。ゲート近くのカフェで朝食。シナモンレーズンベーグルと言ってるのにお兄ちゃんセサミベーグルを半分に切っている。「それ違うでしょう、シナモンレーズンベーグルを注文したんだ」と言うと、黙ってベーグルを取り替え半分に切り「トーストしますか?」マニュアルで決められたことしか言わない。隣の店でコーヒーを買うが不愛想なお姉ちゃん、コーヒーを出してきてカウンターに置くが、もう一人おばちゃんの客も先に待っていたのに何も言わないで置くからどっちのだか判らない。おばちゃんが取ろうとして初めて「ノー、ノー、あんたのじゃない。これはあんたのだ」と僕の方を見る。最初に僕の方を見て「あなたのです」とか、おばちゃんに「これは彼のです」とか言えば良いのに。アメリカ、特にニューヨークでこういうパンのために仕方なく嫌々働いてますって感じの店員をよく見かける。日本やヨーロッパではほとんど見かけないのだが。

    定刻に出発しサンフランシスコに到着。またレンタカーを借りてバークレイに向かう。会場のメイベック・ホールに寄って、荷物をガレージに置かさせてもらう。車を空っぽにしてドラムセットを借りに行かなくちゃだからだ。このメイベック・ホールは個人の住宅で木造りの素晴らしいホールだ。ただドラムセットがないので、ベイエリア在住のドラマー、ジョーダン・グレンが貸してくれることになった。彼がリハーサルをやっていた所まで車で行き、ドラムセットを借りる。メイベック・ホールでは今日は昼間クラシックのコンサートをやっているので、終了までUCバークレー近くのカフェで時間を潰す。時間になったので会場に戻り、セッティング。受付をやってくれる本田素子さんも来てくれた。彼女は明日LAの仕事でお世話になるRoccoの奥さんで、素晴らしいピアニストでもある。7時から本番。

    終演後みんなお腹が空いたのでどこかで食べてからホテルに向かうことにする。素子さんが行ったことがある韓国料理屋に案内してくれた。腹一杯食べてサンフランシスコとLAの中間にあるモーテルに向かう。2時間近く走って夜中の1時半頃到着。後席でウトウトしているとはいえ、やはり疲れてシャワーを浴びてすぐに寝てしまう。

     

    6月26日

    11時にチェックアウトしてLAに向け出発。左足のアキレス腱のところがやたらに痒い。ボリボリ掻いていたら藤井も人差し指が痒いと言い出す。昔ニューヨークでひどい目にあったナンキン虫の事を思い出してゾッとする。もしかして昨日のモーテルでやられました?もうすぐあちこち痒くなりだすのではと戦々恐々。途中ランチ休憩でメキシカンを食べる。藤井はアボカドサラダ、僕はミックスファヒータ。美味しかったがまたしてもお腹いっぱい食べてしまう。

    藤井が右の二の腕にやられた後を発見。どんどん痒くなって来てるそうだ。

     

    げええええっ、ナンキン虫じゃなければいいけど!

    LAのホテルにチェックインして、会場であるBlue Whaleに向かう。セッティングを終え夕食に。藤井の希望で大黒屋に行くことにした。人気のラーメン屋でいつも大勢が順番を待っている店だ。今日は時間があるので多少待っても大丈夫と思っていたら、案の店の前には大勢の人が待っていた。名前を書きに行ったら9番目だった。進み具合によっては微妙な待ち時間になりそうだったが、いきなり何組も食べ終えて出て来たので、良かった。僕は冷やし中華を、後の3人はつけ麺を注文。人気の店だけあって美味しかった。しかし量が日本の1.5倍くらいあって、またもやお腹いっぱい。9時過ぎから本番。今日は2セットなので終わったら11時半を過ぎていた。サンフランシスコでは奥さんに、LAで本人にと凄くお世話になったRoccoにお礼を言ってホテルに戻る。明日はまたカナダだ。

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