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2018北米ツアー
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    北米2018

     

    by 田村夏樹

     

    9月14日

    羽田を夕方に出発。その朝首を寝違えてしまった。荷物を持っての移動が大変になるかも。「うがい」とんでもない。「目薬」とんでもない。「トランペット」トンデモナイかどうかグエルフに着いてからのお楽しみ?

    夕刻トロントに到着し、カーサービスの車でグエルフへ2時間のドライブ。途中かなりのガタガタ道で首が痛い。ヘッドレストに頭を押し付けていると少しマシになる事を発見。しかし一度思わず叫んでしまいそうな凹みがあった。何度かこの道は車で走っているはずだがこんなに揺れる道だとは今回初めて気付かされた。飛行機から降りたときは割と調子が良かったのだがお陰で痛みが戻って来てしまった。

    ホテルにチェックイン後近くのバッファローウイング屋で夕食。オニオンリングがすごく美味しかった。

    ドラムの井谷君は昔マッサージ師をしていたこともあり、すごく軽めの処置をホテルの部屋でやってくれた。しかし効果はすぐに出ずに、その夜は首の痛みと足の痙攣でほとんど眠れなかった。まくらの高さを色々変えたり、フクラハギにバンテリンを塗ったり、部屋の中を歩き回ったりしたが、藤井は起きない。昔は本当に小さなカサッという音でもすぐに目を覚ましたのだが、歳のせいか最近周りでバタバタしていても目を覚まさないので気が楽なような心配なような。

     

    9月15日

    朝8時半にホテルに迎えが来て会場へサウンドチェックに行く。音が出て良かった!ただ普通の角度だと首が痛いので、ほとんど床に向かって吹く。ワダダ・レオ・スミスみたいだ。1時間ちょいで終了し、ホテルに戻る。眠い。とにかく眠れる時に眠っておく。ツアーの鉄則です。首の痛みと睡魔がせめぎ合うがなんとか昼まで寝た。起きてすぐにランチに行く。タイレストランに行ったが美味しくなくてがっかり。2時45分に迎えが来て会場へ。同じ会場の最初のバンドを聴きたかったので早めの出発になった。

    ピアノ、ギター、ベースのトリオで完全なインプロだった。

    そしてこちらの出番。ほぼ満員のお客さんの質も良く、楽しく終了。メンバー紹介の時に藤井が寝違えのことを言ったので、終演後楽屋に塗り薬を持って来てくれた人もいた。100パーセント自然なもので作ったクリームだから安心して使ってちょうだいとの事だった。ありがたいです。

    夕食はフェスティバルの招待で今居るミュージシャン全員会場近くのフレンチレストランへ。僕たちは午後の部だったが夜の部のバンドに藤井のニューヨークオーケストラでも演奏してくれて居るドラムのチェス・スミスが居てびっくり。食後彼が入ってるバンドの演奏を聴いたが、素晴らしかった。アルトサックスのダリウス・ジョーンズの何と伸びやかで美しい音か。ボーカル、ピアノ、ベース、もちろんチェス・スミスも全員素晴らしかった。

     

    9月16日

    昼12時からのコンサートに行った。ピアノ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チューバのトリオだったが徹底して静かな演奏だった。静かなりに展開も面白くすごく楽しめた。2つ目はピアノとトランペットのインプロデュオ。悪くはないのだが全て予想のつく展開と音色で、時差ぼけの状態で聴くのはちょっときつかった。

    コンサートが終わって、遅いランチを主催者が誘ってくれて一緒に行った。ベジタリアンレストランで、体には優しいのかもしれないが味はイマイチだった。一度ホテルに戻り昼寝。藤井はずっと事務仕事をやっていた。藤井の頑張りには頭が下がる。

    夜のコンサートに向かう。静かなノイズ系でどうぞ寝てくださいという音楽だった。僕も少しうとうとしたが、昼寝をして居ない藤井は爆睡。椅子から落ちなければいいがと心配するほど。あとで聞いたら夢まで見て居たそうだ。会場でCDの売上精算を済ませ、フェスティバルの事務方トップのジュリーにホテルまで送ってもらう。途中から焦げたような匂いがし始めたが、ホテルのすぐ近くでさらに匂いが強くなり、これはやばいんじゃないかということになり下車。歩いてホテルに戻る。ジュリーはレンタカー会社に電話するから心配しなくていいからと言ってたが、すぐに迎えがくればいいが。

    ホテルでビール1杯の軽い打ち上げをして寝る。

     

    9月17日

    6時に起きて6時半からのホテルの朝食を食べ、6時55分にカーサービスでトロント空港に向かう。来た時と違って高速を走ったので首に負担がかからなかった。毎日少しずつ痛みは減ってきているのだが、またガタガタ道を行くのかと思っていたので助かった。

    出発ゲートが変更になったが、予定通りモントリオールに到着。主催者の車でカサデポポロへ。会場は通りを挟んだ向かい側になるが、宿泊も出来るのですごく助かる。部屋で事務仕事をしたり昼寝をしたりして、夕食後明日自分たちも演奏するサラロッサに行く。1セット目はボーカルとベースのデュオ、2セット目はグエルフで一緒だったダリウス・ジョーンズのバンドだった。グエルフの時よりもアグレッシブな演奏だった。終演後宿泊しているビルの1階に入っているカフェバーでワインを飲む。ダリウスバンドの連中も合流していろんな話をして3階の部屋に戻り寝る。

     

    9月18日

    時差ボケが少し抜けて来ていて、まとまった時間眠れるようになって来た。7時に起きて近くのパン屋で朝食。さすがフランス文化圏、クロワッサンが美味しかった。店の外の椅子に腰掛けて食べているとスズメがおこぼれを狙ってすぐ傍まで来る。リスも周りを走り回っている。街中なのにのどかな情景だ。

    夕方サウンドチェックを終えて一度部屋へ戻り、6時半に会場のビルに入っているレンストランで食事。食べ終わって1セット目のバンドを聴きに行く。トランペットのグレッグ・ペデルセンのバンドだ。彼とは神戸のビッグアップルで以前対バンをやっている。今日はその時とは違ってトランペット、アルトサックス、ベース、ドラムという編成だ。トランペットは凄くいい音をしてるし、テクニックも素晴らしかった。

    こちらの演奏になり、楽しく終了。

    宿に戻って寝たのは1時過ぎ。明日は5時半起きだ。

    MontrealOttawa

    9月19日

    5時過ぎに起き出し荷物を持って宿の外で主催者の車を待つ。6時に待ち合わせなのだが10分過ぎても来ない。昨夜からいきなり涼しくなって早朝は寒いくらいだったが外で15分待ったが来ないので電話をかけてみた。留守電。飛行機に乗り遅れるといけないので。タクシーを拾う事にしたがなかなか通らない。それかではということでウーバーで行くことにしたが来るまで6分かかる。途中道路が混んでいて飛行機の乗り遅れると連続チケットなので以後のチケットが全て使えなくなるからドキドキだ。やっとウーバーが到着し空港へ向かう。運よく渋滞もなく十分間に合う時間に着いた。

    オタワに着いて空港内のカフェで朝食を食べながら迎えに来てくれるブラッドを待つ。

    車で宿泊場所へ。チェックインできるのが2時以降なのでそれまで町を散策したりリハーサルとコンサートをやる会場を見たりした。なかなか面白いエリアだ。

    時間になったので宿に入る。Air BnBで取った民泊は3階建てのタウンハウスだが綺麗な部屋で広さもたっぷり。ホテルと違ってリラックスできる。

    荷物を置いてブラッドの車でキングストンに向かう。約2時間で到着。小さな教会だが熱心なお客さんでやりやすかった。主催者の奥さんが沼津出身の日本人で終演後色々話をする。マリンバ奏者で最近インプロも始めたそうで、僕たちの演奏を聴いて勇気が出た?らしい。

    またブラッドの車でオタワに戻り小腹が空いたので買っておいたポテトチップスを食べて寝る。

     

    9月20日

    今日は夜のオーケストラリハーサルまで何もないので朝から洗濯機で洗濯。ズボンなども洗えるので助かる。ホテルじゃ手洗いなので大きなものは無理。夕方6時半にブラッドが迎えに来てくれてオーケストラのリハーサル会場へ。7時からリハ。トロンボーンが都合で参加できなくなったので、普段12管でやってるパートをアルトサックス、テナーサックス、トランペットの3管でやることになる。しかもテナーのおじさん具合が悪いようだ。大丈夫なんだろうか。終了後チャイナタウンで遅い夕食を食べて宿に戻る。

     

    9月21日

    昼食用に近くのマーケットでトウモロコシとリンゴを買って宿で茹でて食べる。今日は藤井と僕でカールトン大学でのマスタークラスだ。2時にジェシーが迎えに来てくれた。大学のカフェでコーヒーを飲んで3時から授業。まず自分たちの演奏を30分程やって、演奏の説明をし、質疑応答。中学のブラスバンドでトランペットを吹き始めた話や、高校生の時京都のネグリジェサロンでプロデビューした話などをするが、ネグリジェサロンの話で盛り上がる。

    後半学生に演奏してもらい、二人でコメントする。最後は誰でもやりたい人がステージに上がって僕のコンダクションで1曲やって無事終了。7時からの夜のソロコンサート会場へ向かうはずだったが、クラスの最後にジェシーがコメントし緊急竜巻警報が出たからみんな注意して行動するようにとアナウンスしている。ゲゲッ竜巻きですか?確かに外を見ると嵐になっている。大学構内にいる方が安全だろうということでカフェに行き、軽い夕食をとる。ネットの情報で警報地域が移動したので夜の会場に向かうことにした。今度はどしゃ降りの雨だ。車に乗り込むまでにびしょ濡れになったが気温が高かったので助かった。道路に出ると全ての信号が消えている。見ると町中停電だ。交差点ごとに注意して会場に向かう。感心したのはみんな落ち着いてスムーズに譲り合いながら運転している点だ。これがニューヨークだったら大騒ぎで怒鳴り合いになってるだろうに。大学もあの後停電したんだろうか?

    会場に着いた。このエリアも停電していた。しかし出演するバンドの連中はみんな来ていた。僕のソロの後2バンドが演奏する。こんな状態なのに時間になるとお客さんも来てくれて満席状態で演奏スタート。バッテリーを使って会場を少し照らしていたが、僕は電気使わないのでバッテリーがもったいないからと消してもらった。真っ暗な中での演奏。貴重な体験が出来て面白かった。他のバンドもバッテリーを使って無事終了。

    昨夜頭痛と嘔吐で体調の悪いブラッドに宿まで送ってもらう。ブラッドが心配だ。さらに悪くならなければいいが。

    停電で何も出来ないのでとりあえず寝る。稲毛のキャンディーで貰ったライト付きボールペンが大いに役立った。

    | ツアー日記 | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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