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2018 北米ツアー
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    2018 北米ツアー

     

    by田村夏樹

     

    9月22日

    今日も停電が続いている。お湯もわかせないのでジュースとベーグルをトーストしないで食べる。シナモンレーズンだったのでまだ食べやすかった。

    昼は茹でてあったトウモロコシですます。ブラッドが迎えに来てくれて会場の教会へ。結構大きな教会だった。お客さんはあまり多くなかったがジェシーと初共演で楽しく終了。この辺りは停電していなかったので、店もやっている。温かいご飯をこの辺りで食べていこうという話になり近くのメキシカンで食事。

    夜はギグ・スペースという会場でThis is It!のライブ。4バンドが演奏するが一番最後の10時からスタート。みんな喜んでくれたようだ。

    宿に戻ったらまだ停電している。暗闇の中ペンライトで照らしながら冷凍室に移して置いたビールで乾杯。早々に寝る。

    9月23日

    朝食はまた冷たいベーグルとジュース。2時からレコード店でライブがあるというのでその前にどこか空いている店を探して昼食にしようと12時頃に宿を出る。商店街の左側は停電しているが右側は電気がついている。ある店に入ろうとしたら食事が出るまで1時間以上かかりますよと言われ、別の店を探す。みんな開いている店に押しかけているようだ。仕方なくまたメキシカンに入る。屋台に毛が生えたような店だったが背に腹は変えられない。食後ミュージシャンに教わった美味しいカフェで強力なエスプレッソを飲み、レコード店に向かう。そこで聞いたNomadというバンドが素晴らしかった。久々に感動した。全員20代30代の若者だったが音楽に向かっている姿勢、自分たちの目指す音楽に真摯に向き合って一切ハッタリもない。来て良かった。最後まで聴きたかったが時間になったのでリハーサルに向かう。演奏会場でオーケストラのリハーサルをやり、6時から藤井のピアノソロ。4番目にオーケストラをやってオタワでのライブが終了。宿に戻るとまだ停電している。なんてこったいと思いながらペンライトで明日の荷造りしてビールで軽く打ち上げと思っていたら、電気が点いた。なんて明るい!2日前からかなり冷えて来たので暖房も使えて嬉しい。しかし電気に依存しまくりの生活を考えさせられる体験だった。

    9月24日

    6時に起きてゴミを玄関に集めブラッドの車で空港へ。

    何から何まで世話になったブラッドに感謝。

    今日は移動日。オタワからトロント経由でフィラデルフィアに向かう。荷物もピックアップしなくて良くなったし色々と変わってきている。

    フィラデルフィアに夕方到着し迎えの人に電話。建物の外で車を待つ。しかしなかなか車が来ない。迎えの人から連絡があり見つけられなかったからもう1周してみるとのこと。よく見たら待っていた場所はタクシーとリムジンしか入れないレーンだった。一般車が入れる場所に移動。気がついて良かった。無事に会えて宿泊する主催者であるスティーブの家に向かう。部屋に荷物を置き、歩いて会場を見に行く。個人の家のリビングだがお客さんが30人くらい入れそうな広さだ。明日の夕方来ますと言って食事に行く。近所のカフェに行ったがスープもサンドイッチも凄く美味しかった。部屋に戻り寝る。

    9月25日

    遅めの朝食を近くのカフェで食べる。明るくて雰囲気もいいので午後事務仕事をしにまた行った。夕方会場へ行きセッティング。対バンのドラムの人がドラムセットを持って来てくれている。彼は大学の先生でもあり、演奏直前まで授業があるので学校に戻った。セッティングが完了したらどしゃ降りの雨だ。傘を借りて今日3度目になる近所のカフェに食事に行く。何を食べても美味しい。

    演奏が始まったがピアノが鳴らなくてやりにくい。会場の響きもそんなに良くなかったのでトランペットも吹きにくかった。でも満員のお客さんはとても喜んでくれたようだ。

    演奏後会場の持ち主のおばちゃんが紅茶を入れてくれてスティーブ夫妻とこちらのメンバーとで談笑してから部屋に戻り寝る。

    9月26日

    空港まで送ってくれる人が来るまでに朝ごはんを済まそうということになり、今度はさらに近くのカフェへ。ここも凄く美味しかった。家に戻り荷物を玄関のところに集めたら迎えの人が来てくれた。空港まで渋滞もなく予定通り到着。

    ボストンに向かう。藤井はボストンのローガン空港へ到着したら直ちにポートランドのラジオに電話出演することになっていたが、フィラデルフィア出発が遅れている。13時発が13時半発になりそうだ。これだとボストンに到着した時は番組が終わってるので、急遽出発前に出演することになった。出発がさらに少し遅れ、13時半から始まる番組にギリギリ間に合って、なんと飛行機に乗り込んでる途中の機内通路を歩きながらの出演だった。

    ボストンに着いたら旧友のジェーンが迎えに来てくれた。途中いろいろな用足しや食事に付き合ってくれて会場までドライブしてくれた。

    このボストンの会場は貸し小屋なので8時から10時までの2時間しか借りていない。8時からセッティングして8時半演奏開始、9時半演奏終了、10時完パケという具合だ。

    終演後こちらも旧友のえりちゃん夫妻の車でノースアンドバーにある彼らの家に向かう。最近引っ越したばかりの新築の家はさすがアメリカの郊外の家。広いです。食事も用意しておいてくれて、美味しい家庭料理を食べさせてもらい全員幸せになる。まだ新築の匂いがするピカピカの家でゆっくり寝させてもらう。

    9月27日

    今日は1日空き日なのでえりちゃん宅で溜まった洗濯物を選択させてもらう。結構な量があったがでかい洗濯機で楽に入り、乾燥機もでかくて一度の洗濯で終了。事務仕事で書類にサインをして送らなくてはいけないものがあり、えりちゃんに文具屋のステイプルズまで連れて行ってもらう。メモリスティックを使ってコピー機でスキャンしてこちらのパソコンに送信。家に戻りそれを先方に送って無事済んだ。カフェでお茶した後スーパーで夜の食材を買った。せっかくニューイングランドに来てるのだからと泊めていただいたお礼も兼ねてロブスターを購入。溶かしバターにレモンを絞って食べる。美味しかった。

    9月28日

    遅い朝食をえりちゃん宅で食べる。焼き魚に野菜に卵焼きに納豆に味噌汁にお漬物。まるで旅館の朝ごはん見たい。手間かけていただいてありがたいです。

    11時過ぎに家を出てアムトラックに乗るためボストンのノースステーションまで送ってもらう。早めに駅に着いたのでまだ何番線から出るかボードに出ていない。ピザでも食べるか買って車内で食べようかなどと話していた。まだ何番線か出ないかとボードを見ると「キャンセル」の文字が。なんですと?キャンセル?藤井がチケットカウンターへ行き確かめると、何日も前にキャンセルのメールを送ったとのこと。こちらは全然気がつかなかったのだが。サウスステーションに移動してバスで行くしか方法がないとのこと。慌てて仕事に間に合うバスがあるか調べる。友人のアンにもメールして調べてもらう。幸い2時15分発のバスに空きがあった。急いで予約してタクシーでサウスステーションに向かう。話には聞いていたが最近のボストンは渋滞が酷い。しかしなんとか駅でサンドイッチを食べられる時間に到着。一応カウンターに行ったらプリントアウトしなきゃ使えないと言われるがそんなもの持ってないと言うと向こうで紙のチケットを用意してくれた。やっとバスに乗り込み一安心。3時間ほどでポートランドに到着。アンが連絡をつけておいてくれて、主催者のポールがバス停に迎えに来てくれていた。いやはや色々あります。

    いつもの教会で無事コンサートも終了。ホテルに戻り寝る。

    9月29日

    安いホテル独特の美味しくない朝食を食べ、ポールの車で空港へ。予定通りにニューヨークに到着。色々手伝ってくれるケビンが迎えに来てくれている。ブルックリンにあるエアーBnBに入れるのが4時以降なのでケビンが住んでるニュージャージーにあるインドレストランへ行き、時間つぶしも兼ねてゆっくり食事。時間になったのでブルックリンの宿に向かう。1時間半ほどで到着。

    入室もスムースに済み荷物を置いて設備チェック。水道の蛇口にお湯と水マークが貼ってあるのだが実際は反対だった。しかも止めるときにきっちり下まで下ろすと止まらず、中途半端なところにすると止まる。ニューヨークだ。シャワーも書いてあるお湯の方に傾けていてもお湯にならず水の方に傾けるとお湯になる。最初それがわからず風邪ひきそうになった。それでもホテルより広々してるから気分的にリラックスできる。今のニューヨークのホテルって庶民が泊まれる料金じゃないし。

    時間にまたケビンが迎えに来てくれて会場に向かう。8時半から演奏スタート。お客さんが所謂「通」の人たちがほとんどで凄くやりやすかった。落ち着いて音楽に向き合える。

    終演後またケビンが宿まで送ってくれた今日は1日世話になりっぱなしだ。

    9月30日

    今日はアストリアにある「サムライホテル」と言うスタジオで藤井がソロピアノのレコーディングをやる。ブルックリンにあったシステムズ2がなくなってエンジニアのマイケルとマックスがこの場所を借りてやっている。今日はマックスが録音してくれた。僕はロビーで事務仕事。無事終了。友人夫妻との6時のディナーの待ち合わせ場所まで天気もいいし時間もあるし歩いて行こうと言うことになる。携帯で調べたら1時間ちょっとかかる。アストリアから南下して橋を渡りルーズベルト島を下に見ながらマンハッタンに向かう。橋のすぐ横をケーブルカーがマンハッタンとルーズベルト島を往復している。この橋は映画スパイダーマンにも出てくる。アストリアから50分ほど歩いたその橋の途中で藤井の足が攣り少し休憩。ようやくマンハッタンに入る。待ち合わせの近くのホールフーズで水を買って休憩。6時になったので待ち合わせのレストランへ。この友人夫妻が選んでくれるレストランはいつも美味しいがこのシーフードレストランも何でも美味しくて嬉しい。よく食べよく飲んで、地下鉄で帰り寝る。

    10月1日

    今日は昼夜食事会だ。ランチはつい最近スタジオ業務をリタイアしたナンシーと食事。ニューヨークでも有名なこのスタジオが突然営業をやめたニュースは音楽関係者の間で大騒ぎになった。僕たちも長年お世話になったスタジオだ。

    セブンスアヴェニューから地下鉄に乗りキングスハイウェイで下車。少し時間があったので藤井の靴下を買いに駅前のTJマックスへ。安いものが揃っている。1束6足の靴下を購入。これでツアー終了まで洗濯しなくても大丈夫だそうだ。待ち合わせのターキッシュレストランに行くと間も無く昨日録音してくれたエンジニアのマックスが来た。しばらくしてナンシーも現れ、4人で食事。ナンシーの夫でエンジニアのジョー・マルシアーノも来るはずだったが飼い猫が急病になり来られなくなったとの事。ここでも美味しい食事をいただく。3時過ぎにナンシー、マックスと別れて一度宿に戻る。しばらくして今度はライブに来てくれたデイブ・ミラーとゆり子さん夫妻の家に向かう。一度マンハッタンに入ってからまたクイーンズに戻る。セネカアヴェニューで下車。デイブの家に到着。3匹の猫に挨拶。細長いが結構広い。ここでも美味しい食事をさせてもらいいろんな話で盛り上がる。途中でベーシストの友人も参加。さて帰ろうとなり、どの電車で帰ったらいいかウーバーを呼ぼうかと話しているとゆり子さんがLyftを予約してくれた。彼女にクレジットされるから申し訳なかったが、甘えることにした。楽に宿に戻れ、シャワーを浴びて寝る。

    10月2日

    朝食後荷物をまとめて、ニューアーク空港への行き方を再度調べる。電車を乗り継いで行くのとウーバーで15ドルくらいしか違わないので結構重い荷物を持っての階段の上り下りを考慮するとウーバーで行こうと言うことになった。

    4分ほどで車が来た。このドライバー、ハイチ出身の超陽気なおじさんだった。空港まで話が盛り上がり大騒ぎのうちに到着。ユナイテッドなのでラウンジが使えて助かる。結局1時間遅れで出発。LAが涼しくて助かる。昨日まで30度あったらしいが。ウーバーでホテルへ。チェックイン後近くのレストランで夕食。スペアリブやサラダがすごく美味しかった。

    部屋に戻りシャワーを浴びて寝る。

    10月3日

    ホテルの朝食を済ませ部屋で事務仕事。昼食は歩いて5分程のハンバーガー屋に行く。評判の良い店だけあってかなり美味しかった。部屋に戻り少し昼寝。2時45分にウーバーを呼びサドルバック・カレッジに向かう。ウーバーのおじさん、息子がその学校を出て、娘がいまその学校に行ってる。よく知ってるよとの事。その言葉でひと安心。何せ広いから目的の建物の近くまで行ってもらわないと楽器も持ってるので大変だからだ。道路が少し混んでいて20分ほどで到着。流れていれば10分の距離だが時間がかかってもウーバーは料金が最初に決まるので気が楽だ。校内に入っておじさん適当なところに止まり、着いたよと一言。いやあのー、FAという建物の近くに行って欲しいのだけどと言うと、それは知らない学校はここだ。誰かに聞くといい。ええっ?よく知ってるって言ってたじゃないですか。と言っても仕方ないので車を降りて近くに居た学生に聞いたら何と偶然にも目の前の建物がそうだった。ラッキーでした。

    4時から7〜80分演奏し、質疑応答。驚いたのは学生の質がものすごく上がった事だ。10数年前にやはりここでワークショップをやったのだが、その時はさほどいい学生が揃ってるなとはお世辞にも思えなかった。ジョーイが頑張ったからだろうか。お陰ですごく演奏しやすかった。終演後近くのレストランで彼の奥さんも来てみんなでディナーをご馳走になった。カリフォルニア・アジア・フュージョン・レストランと言ってたが、基本チャイニーズのようだ。ここも美味しかった。ジョーイはまた授業に戻り、こちらは近くのカフェでエスプレッソを飲んでまたウーバーでホテルに戻る。公共交通機関が町の広がりに追いつけず、全くワークしていないカリフォルニアだが、特にダウンタウンではないこの辺りでは車なしでは生きていけない。全ての店が車で来ることを前提にしている。通りを歩いてる人を見ることは滅多にない。

    まだ夜11時だが今日は早めに寝る。

    10月4日

    ホテルでの朝食は毎回シナモンレーズンベーグルとオレンジジュースとコーヒー。ベーグルの中では1番の好物。11時に友人の優子ちゃんが迎えに来てくれて、ランチを食べに蕎麦屋に向かう。その店に主催者のロッコが迎えに来てくれる事になっている。モールに入っている田中屋と言う蕎麦屋に行ったら休業日だった。優子ちゃん「ええ?ちゃんと確認したのに」直後に曜日を勘違いしてたことが判明。優子ちゃんらしい。昨日学校でのコンサートにも来てくれた裕美子ちゃんも合流してくれた。仕方なく隣のアジアレストランに入った。それぞれ寿司やパッタイやうどんを食べたがまあまあの味だった。ロッコが迎えに来てくれるまで時間があるので同じモール内にあるクリームパンカフェに行った。日本人がやってるパン屋さんだがよく流行っている。そこでコーヒーを飲みながら5人でいろんな話をしているとロッコが到着。このエンジェル・シティー・ジャズフェスティバルは今回彼がほとんど一人でやってる。忙しいけれど気が楽だと言っていた。なので車のトランクはいろんなものが詰まっているのでバッグを後席に積み上げ、僕と藤井が残りの後席に無理やり座り、助手席に井谷君が小さいキャリーバッグを抱えて座る。会場近くのホテルに向かう。荷物をおろし少し休憩。夕方ロッコがまた迎えに来てくれて会場へ。対バンがリハーサル中だった。映像を組み込んだ7人のバンド。コルネットのおじいちゃんがいい雰囲気を出している。こちらのサウンドチェックを済まして近くのカフェで夕食。何と地元の高校生ビッグバンドがライブをやっていた。なかなかの演奏だった。会場に戻り本番。いいバイブレーションの会場で楽しく演奏できた。対バンの演奏を聴き、ホテルに戻る。

    10月5日

    ホテルのシャトルバスで空港へ。乗っているのは9人だったが何と全員アジア人だった。ラウンジで朝食を食べ、バンクーバーに向かう。入国もスムーズに済み、タクシーでダウンタウンにあるホテルへ。夕方、今回色々と世話してくれたリサが迎えに来てくれた。とりあえずチャイナタウンの外れにある会場に行きセッティング。ここはミュージシャン仲間でやり始めたばかりの場所らしい。しかしピアノがすさまじい代物だった。白鍵のよく使う音域が下の木の部分が出て来ていて茶鍵になっている。セッティングを終え、チェス・スミスのトリオが出演しているウェスタン・フロントに向かう。途中インド料理屋で夕食。以前よく演奏した会場で懐かしい。マット・マネリのヴァイオリンとクレイグ・タボーンのピアノ。マットのマイクロ・トーナルがいい感じだ。

    演奏が終わると同時にこちらが出演する会場に移動。2つの対バンの人たちも到着し演奏が始まる。こちらの出番が最後だったので11時半過ぎから演奏開始。終わったのは真夜中の1時前で片づけてホテルに戻り寝たのは2時半頃だった。

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